糖尿病の誘因
2018.09.04
糖尿病は加齢や日常の生活習慣が誘因となって発病するため、「生活習慣病」の1つとい<われています。そして、糖尿病の患者数は年々増え続けています。その理由は、現代社会そのものが糖尿病を増やす生活習慣を生みやすい構造にあるからです。食べすぎ、運動不足、ストレス、アルコールの飲みすぎなど、どれをとっても現在増え続けている事柄で、外食産業の隆盛や自動車社会の繁栄、肥満の増加、ストレス社会など、糖尿病を招きやすい条件はたくさんそろっています。たとえば自動車の台数と糖尿病の患者数が見事に比例しています。
また、これらの生活習慣にかかわる誘因とともに、糖尿病の発病には遺伝的な素因も深く関係しているため、家族や親戚に糖尿病の人がいる場合にはとくに注意が必要です。
なお、加齢や生活習慣とは関係なく発病するタイプの糖尿病もあります。